2010 FIFAワールドカップ NED vs JPN(ダーバ)
岡田監督、ファンマルヴァイク監督コメント
悔しい…悔しいー!
善戦したからこそ、いけそうだったからこそこの結果が悔しい!
でも、ますます熱い気持ちで日本代表を応援したくなりました。
昨日はサムライブルーパークで観戦。
頑張って最前列をゲットしたらカメラがギッシリで
目立ちたくない自分には「やっちまったな」状態(汗)
試合が終わってからカメラに向かって「イエーイ!」なんて騒ぐ
“にわかファン”もいましたけど、画面に向かってコールしたり
コメントが終わる度に拍手したりと、みんな前向きな気持ちは
一緒なんだなって感動しました。
デンマークに引き分け以上で予選突破。
これはオランダに1点しか失点しなかったからこそ優位になった結果。
オランダに比べてデンマークが弱いなんて全く思いません。
カメルーン×デンマークを観ていてデンマークの強さにも身震いがしました。
でも日本が劣るとも絶対に思わない。
何としても、何としても予選突破してほしいです!
オランダだって日本をなめていたでしょうけど、想像以上に苦しんだはず。
ファンマルバイク監督は国のメディアから吊るしあげをくらったとか。
ふふふ。
カメルーン戦を酷評したイングランドも見方が変わってきた模様
英メディア「魅惑的な試合」日本戦を評価
日本はフランスよりイングランドよりずっとチャンスあるのよ?
スペインだって、ドイツだって1敗してるのよ?
実力が違う云々じゃなくて、悲観する必要は全く無ーし!
前半はよくオランダを封じ込めて上出来の結果。
後半はオランダが怒涛の攻撃を仕掛けてきて、立ち上がりの
10分を凌げれば何とかいけると思っていたんですが…。
スナイデルのシュートは凄く威力があったし早かった。
あの威力こそが“世界レベル”なんでしょうか。
そうでなければ川島は防げた…と思いますし。
ってゆーかジャブラニが原因とか?
スタメンの11人はみんなよく走ったし気持ち見せてくれたし。
でも残念ながら途中交代の中村、玉田、岡崎は流れを変えるに至らず。
私はマリノスサポーターだからやっぱり他の選手より
佑二と中村を贔屓目で見てしまいます。
本音ではセルティック時代の頃のように熱い純粋な気持ちで応援できなくなって
しまった中村のことだって、きっと何かしてくれるって信じています。
だからこそ昨日のプレーは本当に残念でした。
何でスタメンの選手の方が必死にボールを追いかけているんだろう。
何でもっと我武者羅さを出してくれなかったんだろう。
自分の立場を本当に理解していたならあんなプレーはできなかったはずなのに…。
中村が交代の用意をしている時から歓声が沸き起こり、俊輔コールも。
マリサポの私達だけじゃない、まだまだ期待している人達がこんなに
いるってことを分かってほしかったです。
デンマーク戦も間違いなくスタメン落ちするでしょう。
でも、またチャンスはあるかもしれない。
その時にこそ気持ちを見せてほしいって…そう思います。
悔しすぎる…岡田ジャパン0-1で惜敗
E組で、岡田武史監督(53)率いる日本は優勝候補でFIFAランク4位の強豪、オランダに0‐1で惜敗した。前半を0‐0で折り返したが、後半8分にオランダのMFウェスリー・スナイダー(26)=インテル・ミラノ=に痛恨のゴールを許した。1勝1敗の日本は勝ち点3のままで、最終戦のデンマーク戦(24日=日本時間25日早朝)に決勝トーナメント進出を懸ける。オランダは勝ち点6とし、1次リーグ突破に大きく前進した。立ち尽くした。微動だにしなかった。岡田監督がピッチをぼう然と見つめた。組んでいた腕を解き、腰に両手を当てる。かみしめて唇は真一文字に結ばれていた。優勝候補を追い詰めた。だが届かなかった…。「1点の差。これは日本が越えられない1つの壁かもしれないけど、すべてを含んでいる」。テクニカルエリアに立ちつくすこと2分。世界との“1点の壁”を見つめ続けた。ボール支配率は39%。カメルーン戦同様に自陣に引いた結果だ。だがシュート数は10本で、9本のオランダを上回る。前半からMF松井、大久保を起点に相手を押し返し、速攻からシュートを放つ。「オランダは日本を相手に大勝を狙ってくる。点が入らないとじれてくるだろう。ただ守っていてはもたない。前に出ろ」。前半はプラン通りの展開だった。悪夢の失点は後半8分だった。CKのこぼれ球をつながれ、MFスナイダーに決められた。最も警戒していた男の無回転気味の一発はGK川島の両手をはじき、ゴールに転がり込んだ。岡田監督は「あれはシュートがよかった。点が取れなかったのが敗因」としたが、川島は追いついていただけに痛恨の失点。終盤には闘莉王のパワープレーで好機を探り、後半44分にFW岡崎が決定機を迎えたが、シュートはゴール上へ。俊輔、玉田ら交代選手も不発で流れを変えられなかった。いら立ちを隠さなかった。オランダ戦前の非公開練習でMF今野のアンカーをテストしていたことが報じられた。意趣返しのように阿部を先発させた指揮官は「こんなことが漏れるのは残念。明日にでも全体に『もっとチームのことを考えてほしい』と伝えたい。周りは決してチーム、日本のサッカーのためだけを考えているわけじゃない」と激怒。チーム内に情報漏れへの綱紀粛正を図るつもりだ。昨年9月には0‐3で敗れた相手に善戦はした。デンマークが0‐2で敗れた相手を最少失点で抑えたことは最終戦に向けて有利に運ぶはずだ。「体調、精神面を回復させ、デンマーク戦で最高のゲームをさせる。これが一番」。1次リーグ突破へ、今度はすべてをかける。
中沢&長谷部 次戦への切り替えを強調
DF中沢は「悪い結果ではないので下を向くことはない」と敗戦を受け止め、「もう一度練習して、次はいい結果を出したい」と気を取り直した。MF長谷部は「オランダ相手でもしっかり組織をつくればやられないという自信ができた」と敗戦の中から得た収穫を口にし、「次の試合に勝って、決勝トーナメントに行く」と打倒デンマークを誓った。
日本の守備評価…オランダ国営テレビ
オランダ国営テレビは、オランダに0‐1で敗れた日本代表について「素晴らしい規律と組織力でオランダを苦しめた」と称賛した。解説者は「日本はオランダにスペースを与えず、攻撃を許さなかった」と日本の手堅い守りを評価。終了直前にオランダのディフェンスのミスで「日本は最大のチャンスを得たが、これを生かせなかった」と指摘し、「オランダが勝ったのはラッキーだった」と結論付けた。
「ジャブラニが勝負を分けた」仏スポーツ紙
仏スポーツ紙レキップ(電子版)は19日、日本-オランダについて、弾道の不規則な変化が指摘されている公式球「ジャブラニ」が勝負を分けた、と指摘した。失点の場面について「スナイダーが、あらん限りの力を込めて放ったシュートは恐らく、扱いが難しいジャブラニ特有の(不規則な)弾道を描き、日本のGKを当惑させたのだろう」と分析した。
闘莉王と中沢、空中戦で存在感も失点防げず
サッカーW杯・南アフリカ大会第9日(19日、オランダ1-0日本、ダーバン)日本は中沢、闘莉王の長身センターバックがゴール前の空中戦で存在感を見せたが、スナイダーの強烈なミドルシュートに泣いた。相手の左クロスを闘莉王が大きくクリアできず、失点シーンにつながった。闘莉王は「相手のシュートのすごさが出た。こぼれ球に詰められなかった」と悔やんだ。2試合連続の無失点はならなかったが、中沢は「下を向く必要はない」と強い口調で話した。
中沢はサバサバ「下を向く必要はない」
サッカーW杯・南アフリカ大会第9日(19日、ダーバン競技場)1次リーグE組の日本はオランダに0-1で惜敗。DF中沢佑二は惜敗に「次があるので切り替える」とサバサバした表情で語った。試合内容を「決して悪いことばかりではないので、下を向く必要はない」と前向きにとらえた。ただ「点を取られてから少しバタついた」と反省点も挙げた。決勝T突破の懸かるデンマーク戦は「勝たなくてはいけない。いいコンディションで臨めれば」と気合を入れた。
中沢切り替え「次がある」下向かん/E組
DF中沢佑二(32=横浜)はデンマーク戦へ向けて、いち早く気持ちを切り替えた。後半40分に前がかりになった右サイドの裏をオランダMFアフェライに突かれ、全力で追走。シュートコースを防ぐなど体を張った。試合に敗れたとはいえ、優勝候補を相手に最少失点に抑えたのは収穫。「次がある。切り替えていきたい。決して、悪いことばかりではない。下を向くことなく、いいコンディションで臨みたい」と闘志を奮い立たせた。
岡田監督「やっぱり悔しい」攻撃的采配もオランダに0―1、惜敗
E組2位の日本は1次リーグ第2戦でFIFAランク4位で同組首位のオランダと対戦し、0―1で力負けした。岡田武史監督(53)は先発起用予定のDF今野泰幸(27)=F東京=を当日朝に外す非情采配。後半8分にMFスナイデル(25)に先制弾を浴びた後、1点を奪いにいったが後半ロスタイムのチャンスをFW岡崎慎司(24)=清水=が外し勝ち点を逃した。日本は1次リーグ突破をかけ24日、デンマークと対戦する。奇跡は再び起きなかった。ダーバンの青空に非情のホイッスルが鳴り響くと、矢尽き、刀折れたサムライはひざに手を当てながら、現実を受け入れようとした。「やっぱり悔しい。何とか点を取りたかった」。岡田監督は、ベンチの前で空を見上げたまま10秒近く動くことができなかった。勝てば1次リーグ突破の可能性が広がる第2戦で、オランダに力負けした。「サッカーは守っているだけでは勝てない。相手の方が引き出しが多かった」。闘莉王は嘆息をついた。確かに守備は機能した。温存方針を固めたはずのMF阿部を中心に中盤をコンパクトに保ち、守備時に数的有利を作りカウンターを狙った。「このやり方は間違っていない」とDF長友も証言したが、ゴールは遠かった。岡田監督は1点を取るために俊輔、岡崎、玉田を投入し、後半43分には闘莉王に最前線に上がることを許した。「あいつは明確に競り勝っていた」。俊輔が語った絶大な空中戦の強さでDF陣を崩し、ロスタイムには絶妙なヘディングからFW岡崎へラストパス。しかし、この日唯一の決定機は岡崎がバーの上にシュートを外した。シュート数はオランダの9本より多い10本を放ったが、ゴールは遠かった。後半8分、司令塔スナイデルに豪快な決勝弾を叩き込まれた。泥臭く守りながらも1点で泣く。98年のアルゼンチン戦に酷似する敗戦。先発11人の年俸総額約41億6000万円の優勝候補に完敗だ。冷酷な策も実らなかった。岡田監督はスナイデル対策に右ひざ内側じん帯損傷から復帰直後のDF今野をボランチ起用する方針を固めていたが、試合当日の朝、ホワイトボードの先発に阿部の名を記し、選手は驚きで声を失った。初戦で警告を受けた阿部をデンマーク戦に投入するはずが、いきなりの変節。14日のカメルーン戦後の2日間、今野を先発組に抜てきしたが、「いい(流れの)チームでいこうと判断した」と結局カメルーン戦と同じ戦術に戻した。今野を試した非公開練習の内容がメディアに流れ、指揮官は「残念。チーム全体には、もう少しチームのためを考えてほしいという話をしようと思っている」と険しい表情だった。勝ち点は逃したが、被害は最小限に済ませた。1次L突破はデンマーク戦にかかる。点を取って勝つしかない。「一発にかける。自分でチャンスを決めるつもりでやる」覇気をみなぎらせる闘莉王は決勝トーナメント進出弾を力強く誓った。次こそは攻め切る。そして、ルステンブルクでもう一度奇跡を起こす。
命の一部なんて…(涙)
オシム氏は日本ドローに辛口評価「殺し屋の本能足りない」
日本代表前監督のイビチャ・オシム氏(69)が、19日の日本―オランダ戦終了後、自宅のあるオーストリア・グラーツから衛星回線で日本メディアの取材に応じ、「日本に欠けてるのは“殺し屋”の本能だ」と過激な言葉で攻撃陣を叱咤(しった)した。24日に対戦するデンマーク戦は長身ぞろい。同氏は「背の高さは相手の弱点にもなる」と日本の敏しょう性が勝利への突破口になると予言した。オシム氏から南アの日本代表に放たれたのは、強烈な愛のムチ、ムチ、ムチ…。まず、やり玉に挙げられたのはFW本田だった。「(決勝点を決めた)カメルーン戦は規律を守ってクレバーなプレーをしていたが、FWは専門外。1人で2人のストッパーをレスリングでねじ伏せられると思ったのか。そこでチームのスピードが落ちた。本来は他の選手を生かすべきだった」と指摘した。舌鋒(ぜっぽう)の矛先は、遠藤、途中出場した中村俊の中盤2人にも及ぶ。「効果的なプレーとは何か。サッカーを考え直す必要がある。あの2人がもっとモダンでスピーディーなサッカーができれば大きな収穫になるはずだ。ゲーム中にピッチにソファを出して葉巻をくゆらせる選手ではなく、危険なプレーをする選手であり続けてほしい」。独特の言い回しで注文をつけた。すべては、本来の攻撃力を出していない日本に対する叱咤だった。「日本代表は私の命の一部。選手が下手なプレーをすると、私も責任を感じてしまう」という前日本代表監督は、その思いを南アへ届けたい。「日本に欠けているのは、“殺し屋”の本能だ」と物騒な言葉まで持ち出してハッパをかけた。デンマーク戦に向け、愛する“息子たち”にアドバイスを送ることも、もちろん忘れない。相手は長身ぞろい。「そこを弱点にしてしまえ」というのだ。「大きな選手は敏しょう性のある小さな選手を苦手にするものだ。パスのスピードを上げ、ボールを動かせば、大きな選手は反応できないだろう」。不敵な笑みを浮かべながら“予言”した。「俊輔や遠藤が私の考えるプレーをすれば、ブラジル相手でも主導権を取れる。川島も1対1のピンチを2度も止めた。日本には進歩する力がある。そのためにもコンプレックスを捨てろ」。2年半前に生死の境から復活した名将は、南アに生命力を送り込むように、力強く話した。
“制空権”握った闘莉王&中沢1失点に手応え
大会屈指の攻撃力を誇るオランダを最少失点に抑えた。後半8分にMFスナイダーに豪快なミドルシュートを決められ、DF闘莉王は「相手のシュートの凄さが出た。こぼれ球に誰も詰めなかった。(クリアで)もう少し大きく蹴れていれば…」と悔しがったが、最終ラインが崩された失点ではなかった。1メートル85の闘莉王が試合を通して制空権を握り続けた。守備では1メートル84の相手1トップ、FWファンペルシーへのクロスを頭でことごとくはね返し、攻撃でも前半36分のFKで相手2人に競り勝ちヘディングシュートを放った。パワープレーで前線に上がっていた後半45分に、頭でFW岡崎に決定的なラストパスを送ったが、惜しくも同点にはつながらなかった。後半43分には、前がかりになったところをカウンターで狙われたが、ゴール寸前で中沢と闘莉王がカバーしクリア。追加点を許さなかったことは、勝ち点で並んだ場合の得失点差を考えると大きい。DF中沢は「決して悪いことばかりではない。下を向くことはない」。つかんだ手応えを、デンマークにすべてぶつける。
「最後までよくやった」韓国テレビは日本称える
韓国のSBSテレビは19日、オランダに惜敗した日本について、後半戦の粘り強い攻撃など「最後までよくやった」と健闘を称えた。聯合ニュースは、オランダに1点先制された後、日本が何度も相手ゴールを脅かしたことに触れ「侮れない攻撃だった」と評価する一方で、日本は「(次の)デンマーク戦にすべてをかけねばならない状況に陥った」とも指摘した。
日本も韓国戦の視聴率高いし、お互い関心高いんだな~
また20%超え!日本―オランダが韓国視聴率トップに
韓国の聯合ニュースは20日、SBSテレビが19日に生中継したサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本―オランダの視聴率が20・9%で、同日放映された韓国のテレビ番組の中で1位だったと報じた。同ニュースによると、同じ時間帯の他局のニュース番組やドラマは10%台にとどまり、SBSテレビが日本戦に続いて放映したガーナ―オーストラリアは12・4%。韓国では、同テレビが中継した14日の日本―カメルーンの視聴率も24・1%を記録し、日本戦への関心が高い。
考えさせられる
批判にも動じず…華麗さ捨てて勝ちに徹するオランダ
次リーグ突破を1番乗りで決めたオランダだが、自国でその戦いぶりへの評価は高くない。優勝候補として乗り込んだ今大会、これまでデンマーク、日本と対戦したが、攻撃的で華麗なサッカーを好むオランダ国民は、格下を圧倒できないチームにいら立ちを覚えている。だが、選手たちはそれを“W杯を勝ち抜くため”と割り切っているようだ。22日の日本戦を「つまらない試合」と評したインタビュアーに噛み付いたのはFWカイトだった。「(日本戦が)ひどい試合だったって思うかい?」と逆に質問。「日本もデンマークもタフな守備的なチームだ。結果を出すために必死でプレーしてくる。僕たちは彼らに勝つことだけを目指している」と説明。さらに「僕たちは主導権を握っていたし、粘り強かった。1点目を取った後、もう1点取ってトドメを差せればよかったけど」と振り返った。ファンマルバイク監督も同じだ。大会前にガーナとハンガリーに圧勝した強化試合を持ち出し「その戦い方ではW杯は勝てない」と断言した。「前半で5―0というのをファンは望んでいるのかもしれない。でもそれはW杯で勝ち残る方法ではない。時には得点を待つことも必要だ」。“華麗なる勝利”ではなく、粘り強く現実の1勝を取りに行く姿勢は、1―0で勝つより3―4で負ける方がましだとの考え方が主流のオランダでは見付けにくかった傾向だ。この意識の変化がオランダに何をもたらすのか、7月2日からの決勝トーナメントで明らかになるだろう。
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2010/06/20(Sun)
A代表
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